しゅわしゅわ

夜更けのしゅわしゅわ、ひとりの時間

空遠く

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     朝目覚めて

     ベッドの中で開いたスマホ

     何のことか意味がわからなくて

     乗っ取り?悪戯?

     そんなことしか頭に浮かばなくて

     連絡の内容を信じることなんてできなかった

 

 

     今月の3日の日に

     やり取りしたばっかり

     今年は会いたいと送ったら

     いつ会うの?って

     春になって暖かくなって

     仕事が忙しくない時って返事したら

     3月以降ならOKって

     いつも仕事が忙しい忙しいって言うから

     お互い健康に気をつけて過ごしましょうって

     言ったのに

     そうしたら,は~いOKって返事くれたのに

     こんなに突然いってしまうなんて

     早すぎるよ・・

     息子さんからの連絡に呆然としながら

     気持ちを落ち着かせて電話をかけた

     そうしたら息子さんが出て

     やっぱり本当なんだなって思ったら

     堰を切ったように涙がこぼれて喋れなかった

     母の遺志で葬儀は行いません

     お別れ会が1時からありますって教えてくれて

     急いで支度をしなくちゃいけないのに

     信じられなくて信じたくなくて

     どうでもいいことして時間が流れた

     3日の日は電話で声を聞けばよかった

     前回のとき無理してでも会っておけばよかった

     そんな後悔ばかり

     お別れのときに顔をみてしまうのが怖くて

     だけどシッカリお別れしなくちゃと顔を見たとき

     いつもの優しい笑顔で口癖が聞こえてきそうだった

     らしいと言えばらしいけれど

     寂しいよ、悲しいよ

     きょうはとても寒くて凍えそうで

     だけれど昇っていった空は澄んだ青空

     空遠く離れても忘れない

     出逢えたことに

     いつも変わらなかったやさしさに

     ありがとう

     1月11日にひとりでいってしまったSねえへ